生き物の鳴き声を文字にするのはとても難しいのです。
例えばニワトリ。
「コケッコッコー」
といえば大概の日本人ならば「ニワトリだ!」と通じますが、これがアメリカ人だと
「クックアドゥールドゥ」
おフランスなら
「コックェリコ」
チャイナなあいつは
「コーコーケー」
コサックダンスだ!ロシア
「クカレクー」
不沈艦隊!スペイン
「クィクィリクィ」
金平糖ってポルトガル語なんだぜ!
「クィクィレクィ」
ヨガのポーズでインド
「クックローロー」
今一番デンジャラスなロケット乱射のアノ国なら
「コッキョクウクウコーコ」
・・・・。
なんて難しいんでしょう。
日本語に限定してもその表記は難しいのです。
例えば夏になると嫌でも耳に入ってくるのがセミの声。
その中でも物議を醸す代表格がこちら。
「ツクツクボウシ」
「ジー…ツクツクツク…ボーシ!ツクツクボーシ!」と始まり、以後「ツクツクボーシ!」を十数回ほど繰り返し、
「ウイヨース!」を数回、最後に「ジー…」と鳴き終わる。
最初の「ボーシ!」が聞き取りやすいためか、図鑑によっては鳴き声を「オーシツクツク…」と逆に表記することもある。
最初はジーから始まり、ツクツクボーシを十回ほど繰り返し、ウィヨースを数回、そしてジー。。。
【出典Wikipedia】
「オーシーツクツク」(『新明解国語辞典第六版』)
「おおしいつくつく」(『広辞苑第五版』)
「オウシイツクツク」(『大辞林』)
「じくじくじくじくじく……わぁーーしーーーっーー!!じくじくじくじくわぁーーしーーーっーー!!じくじくういよーーーっういよーーーっういよーーーっういよーーーっじ………」
何が何だかさっぱりわかりません。
わたくし的には
「ツクツク・・・オーシツクツクオーシツクツク・・・
ちょちょいんがーちょちょいんがー
・・・ジー」
と聞こえますが・・・・
表記でおお伝えするのはとても難しいので当キャンプ場の夏の風物詩、
「ヒグラシ」
につきましては画像にてその鳴き声を現したいと思います。
カナカナカナカナカナカナカナカナカナカナ
カナカナカナカナカナカナカナカナカナカナ
カナカナカナカナカナカナカナマナカナカナ
いけねぇ、マナ入っちゃった・・・・・